2011年12月31日土曜日

【JAI・ソウル教育大学連携短期留学プログラムの趣旨・奨学制度】



《2011年夏季ソウル教育大学IESAstaff研修会》
国際ボランティア学生機構IESA研修
国際プログラムの企画・運営、参加者安全管理、広報ブログの制作・運営等々・・

JAI・IESA、ソウル教育大学が共同企画してソウル教育大学が主催するこのプログラムは、大学1年のときから卒業までの学校の休みを利用して集中的に韓国語・韓国文化を学ぶことを想定しています。

大学1年の夏休みから就職活動が本格的に始まる3年生の秋まで、JAI・IESA留学プログラムには単純計算で6回以上の参加ができるようになっています。例えば、毎年2月・8月・9月に行われる共同企画の別の国や大学のプログラムに連続して参加すれば、10回以上の参加もできるわけです。

短期間の集中授業・自己管理下での学習であるため、1年の長期留学よりも、ある意味、遥かに効率のよい学習方法になります。いろんな国、地域の名門大学の責任下で、大学教員が徹底した安全管理・学習指導を行い、また2回目以上の参加者が企画・運営スタッフになって学ぶプログラムは、今後、日本を含むアジア地域の大学が目指す「模範モデル」になると確信しています。

このシステムの有効性を国際社会に広く知らせるため、2回以上の参加者のIESAstaffには、各種の学習奨励費を補助し、国際ボランティア活動の内容に応じて様々な活動費を支援しています。今まで、優秀IESA staffの中には、国際連携大学であるソウル教育大学や国立公州大学から、「国際功労賞」及び奨学金の表彰者も数人出ています。韓国の国立大学の国際功労賞は、誰でも受賞できるものではありません。今まで、過労で救急搬送される人が続出する厳しいカリキュラムの中での運営スタッフとしての受賞ですから、誇りを持ってもいいと思います。

新しいアジア教育の歴史を、この国際連携短期留学プログラムを発端にしてみんなの力で築き上げたい、それがJAI・IESA、ソウル教育大学(韓国)、国立公州大学(韓国)、京仁教育大学(韓国)、湖南師範大学(中国)が目指すところであります。

東日本大震災や世界的な経済不況の中で、今、日本の学生は大変厳しい状況に置かれています。海外留学への国や社会、大学の支援が皆無に近い現実から逃れず、短い期間でも自分の力で留学に積極的に出向いて自己の能力を高め、真剣に「国際社会」を学んでいただきたいです。

最近、就活が厳しいと言われていますが、「内定」をもらうかもらわないかの以前の問題として、21世紀グローバル社会において、海外経験のない、外国語のできない人が国際化に生き残りをかける多くの企業から敬遠されるのは必至のことです。

とくに、今の大学の2年生(新春3年生)で海外体験やしかるべき語学資格(韓国語・中国語・英語)のない人は、自分の人生への危機意識を持って、2012年春季留学に積極的に出かけて下さい。グローバル時代に、大学時代を通して海外経験(短期プログラム・留学など)が一回もない人の履歴書・エントリシートは、「最悪の評価」を得るでしょう。別にこのプログラムでなくてもいいし、韓国、中国以外の国でもいいと思います。とにかく、海外に出て見聞を広め、履歴書に一行でも残すことです。